海外で生まれたのち来日して帰化した異色の文豪・小泉八雲の生涯が時系列で分かる年表。
2025年には来日後の彼の妻・小泉セツをュ人口のモデルとした朝ドラ
「ばけばけ」が放送される事になり、話題。
参考文献
松江市小泉八雲記念館公式サイト
https://www.hearn-museum-matsue.jp/hearn.html
小泉八雲熊本旧居デジタルミュージアム公式サイト
https://www.smartguide.name/yakumo/yakumo/yakumo.cfm
焼津市公式サイト: 焼津小泉八雲記念館 ≫ 小泉八雲を知る ≫ 小泉八雲その生涯
https://www.city.yaizu.lg.jp/museum/yakumo/know-yakumo/lifetime.html
八雲会公式サイト
https://yakumokai.org/
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の基本プロフィール
性別 |
男性 |
出生名 |
ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn) *1896年に日本帰化 |
出身 |
ギリシャ (もともとの国籍はイギリス) |
生年 | 1850年6月27日 |
没年 |
1904年9月26日 |
代表作 |
「怪談」 |
ジャンル | 怪談小説 |
家系 |
父=チャールズ(イギリス/アイルランド系) 母=ローザ(ギリシャ人) 妻=小泉セツ/節子 長男 次男 三男 長女 |
世界各地を転々としてきた人生
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の年表
西暦 (和暦) |
出来事 | 作品 |
1850年 (嘉永三年) |
日本では幕末の頃、 東欧ギリシャにて 欧州人の父母の子として誕生 (日本/欧州ハーフではない) *母やギリシャ人で 父はアイルランドに移住した英国人 |
|
1852年 |
軍医だった父の転勤により 父のルーツである ダブリン(アイルランド)に移住 *しかし母はダブリンに馴染めず 新作にハーンを預けて ギリシャに帰国してしまう |
|
1857年 |
6歳の頃、両親が離婚。 その後、忙しい父に代わり 大叔母の手により英国で育てられる (この人物は子供がいなかった) |
|
1866年 |
遊んでいる時の事故により左目を失明。 またこの年には父の死も経験。 |
|
1867年 |
ハーンを引き取った大叔母が破産。 それにより通っていた学校からの退学を余儀なくされた |
|
1869年 (明治2年) 渡米 |
移民船に乗り、イギリスからアメリカへと移住。 貧困に耐えながらアメリカ東部の オハイオ州シンシナティにて勉強しながら働く。 |
|
1874年 |
シンシナティにて新聞記者になる | |
1877年 |
シンシナティから アメリカ南東部・ルイジアナ州のニューオーリンズに移住。 この地においても引き続き新聞記者として活躍 |
|
1984年 |
再話集「異文学遺聞」を発表。 またこの年にニューオーリンズで開催された 万国産業綿花博覧会に出品された工芸品を通じ 日本に興味をもつようになる。 |
異文学遺聞 |
1880年代後半 |
西インド諸島滞在 (ニューオーリンズの南東部に広がるカリブ海地域) |
|
1890年 (明治23年) 40歳で来日 |
この年に特派員として船で来日。 その後、島根県松江の学校にて英語教師として働きだし、 現地で日本への関心を深めていった。 年末には松江藩士族の娘・小泉セツ(節子)と結婚。 これによりますます日本の古風な文化と密接な関係に。 (その後、夫妻には4人の子が誕生) 士族=江戸時代までの武士の子孫 |
仏領西印度諸島の二年 |
1891年 |
島根から九州・熊本の学校(第五高等学校)に転勤 | |
1894年 |
秋、神戸クロニクル社記者に。 アメリカで日本に関する図書 「知られざる日本の面影」を出版 |
知られざる日本の面影 |
1895年 |
アメリカで「東方から」を出版 | 東方から |
1896年 |
2月に日本に帰化し、「小泉八雲」の名をたまわる。 作家としては春に「心」を発表。 夏には家族と共に上京し、 帝国大学(のちの東大)らにて英語講師として働きだす。 |
心/Kokoro |
1897年 |
静岡の焼津を初訪問。 この地をとても気に入る。 (亡くなるまで何度も焼津で夏を過ごした) |
東方から |
1900年 | 影 | |
1901年 | 日本雑記 | |
1902年 | 骨董 | |
1903年 |
1月、帝大から解雇の解雇通告を受ける。 その後、学生からの撤回運動も起こったが3月に辞任 (夏目漱石が後任に) |
|
1904年 代表作発表 54歳で死去 |
3月から早稲田大学文学部講師として働ぎだす。 4月、短編小説集「怪談」発表。 (昔話「耳なし芳一」/雪女などを収録) 9月に心臓発作つで死去。 享年54歳 |
怪談 |
死後 1915年 |
国から「従四位」を授与される | |
死後 2025年 |
妻・小泉セツを主人公モデルとした朝ドラ放送 |
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