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- 江戸時代までの日本の作家/芸術家
- 十返舎一九のプロフィール,年表(人生/作品)
江戸時代における庶民の旅行ブームの火付け役となった「東海道中膝栗毛」でおなじみ、
十返舎(十遍舎)一九の人生や作品を年表形式でご紹介。
参考文献
国土交通省 関東地方整備局 横浜国道事務所公式サイト
https://www.ktr.mlit.go.jp/yokohama/tokaido/index.htm
国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/
その他
https://www.ktr.mlit.go.jp/yokohama/tokaido/02_tokaido/04_qa/index5/answer3.htm
https://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc15/jidai/bunka/bu1_a.html
https://www.city.azumino.nagano.jp/site/yukari/2180.html
https://www.city.chuo.lg.jp/a0052/bunkakankou/rekishi/bunkazai/kuminbunkazai/jippenshaikkuhaka.html
十返舎一九の年表(人生/作品)
年度 | 十返舎一九 の出来事 |
関連人物や 社会の出来事 |
1765年 (明和2年) |
駿河国(静岡)の 府中(静岡市)にて 下流武士である 重田家の子として誕生。 幼名は市九。 |
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1970年代後半 |
のちに一九が世話になる 蔦屋重三郎が江戸で 出版プロデューサー として活躍し出す。 |
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1784年 |
仕えていた駿府町奉行が 江戸に行くことになり 自身も江戸に移る |
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1987年 |
仕えていた人物が 大坂奉行となり、 自身もついていく |
老中・松平定信による 「寛政の改革」 がはじまり、 出版業界だと 蔦屋重三郎などが 取り締まりの影響を受ける。 |
1789年 (寛政元年) |
大阪で 近松東南の弟子となり、 浄瑠璃作者として 活動し始める (当時の名前は近松余七) |
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1794年 (or1993年秋) |
江戸に出て 山東京伝作品の挿絵を 書き始める。 そして当時の出版業界のトップ、 蔦屋重三郎宅に 居候し始める。 |
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1795年 |
蔦屋重三郎プロデュースの 「心学時計草」など 3作の黄表紙(絵中心の小説)を 発表して作家デビュー。 |
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1796年 |
「初登山手習方帖」 などの黄表紙を発表。 |
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1797年 |
世話になった 蔦屋重三郎が死去 |
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1802年 |
洒落本 「東海道中膝栗毛」 を発表しはじめる。 その他、 「江戸より箱根」 「南総紀行旅硯石」 など多数の作品を発表。 精力的に活動。 |
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1803年以降 |
「東海道中膝栗毛」でブレイク。 国民的大衆作家に。 そしてこのシリーズを書き続ける。 執筆にあたっては ご当地取材も行い、 本人も旅行好きだった模様。 |
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1822年 |
20年書き続けてきた 「東海道中膝栗毛」が完成。 (40作品以上のシリーズ作を発表) |
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1831年 (天保2年) |
8月、60代後半で死去。 |
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1923年 |
関東大震災が発生。 その後、埋葬されていた東陽院が 浅草から中央区に移動。 現在は中央区勝どきに 一九とその妻子の他がある。 |
2025年、蔦屋重三郎がNHK大河の主役に選ばれ、再び十返舎一九に脚光。
どんな人物だったか?(地位/評価)
西村京太郎と言えば現代における国民的トラベルミステリー作家。そこから「ミステリー」要素を除いたような国民的大衆作家。
作品は度とのゆかりが深いのが特徴。
漫画で言うならばギャグ漫画「こち亀」シリーズを長く書き続けた国民的漫画家・秋本治さん的な存在。
祖先/子孫
- 父=不明
- 母=不明
- 妻=不明
- 弟=重田儀十郎
- 息子=定吉
関連語句
- 黄表紙・・・・・蔦屋重三郎が流行らせた、絵が中心の物語(小説)
- 滑稽本・・・・・江戸庶民を主人公とするギャグ小説的な物。「滑稽=面白い/笑える」というような意味
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