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- 吉川英治の経歴年表(人生/作品)
日本を代表する歴史小説家・吉川英治さんの人生や代表作を年表形式で紹介。
参考文献
青梅市吉川英治記念館公式サイト
https://ome-yoshikawaeiji.net/
公益財団法人吉川英治国民文化振興会公式サイト
https://www.kodansha.co.jp/yoshikawaeiji-cf.html
吉川英治の基本プロフィール/家系
本名 | 吉川英次(ひでつぐ) |
生年 | 1892年 |
没年 | 1962年 |
代表作 | 宮本武蔵 私本太平記 三国志 |
吉川英治の家系 |
父=吉川直広 母=いく 初婚相手=赤沢やす 再婚相手=池戸文子 養女=園子(1928年頃生) 長男=吉川英明(1938年生) 次男=英穂(1940年生) 長女=曙美(1942年生) 次女=香屋子(1650年生) 孫=吉川英資 |
吉川英治の経歴年表(人生/作品)
年 | 出来事 | 作品 |
1892年 (明治25年) |
横浜で誕生 | |
1903年 (明治36年) |
家庭の事情により 小学校を中退。 (父のビジネス失敗) 以降、奉公生活に |
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1910年 |
横浜から東京に移る | |
1911年 |
川柳の世界に入る | |
1912年 20歳の頃 |
川柳の世界で活動する一方、 吉川雉子郎の名で小説を書き始める |
|
1914年 |
川柳の世界で少しずつ頭角を現す | |
1918年 |
父が死去 | |
1920年 |
漆器の下絵職人として 働いていたが、この分野の需要低迷を受け、 中国の大連へ出稼ぎに向かう |
|
1921年 |
母の急病で帰国。 6月に母が死去。 中国には引き返さず、東京毎夕新聞社の職員に |
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1922年 |
社命により所属する東京毎夕新聞にて 「親鸞記」を発表 |
親鸞記 |
1923年 |
この年に起こった関東大震災により 務めていた会社が壊滅状態になる。 そんな中でコンテスト応募を通じて 付き合いのできていた講談社の人から 文才を高く評価されて励まされ、 プロの作家になる事を決意。 |
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1924年 |
赤沢やすという女性と結婚。 (子供がいない中で1927年に 園子という当時2歳くらいの女の子を養女にもらう) |
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1925年 |
この年から吉川英治というペンネームを使い始める | |
1926年 ブレイク |
大阪毎日新聞で連載の「鳴門秘帖」が高い評価を受け、 小説家としてブレイク。 *しかしその後、1930年前後は 家庭内不和などで仕事もうまくいかず。 長い低迷期を迎える |
鳴門秘帖 |
1935年 代表作誕生 |
朝日新聞で歴史小説「宮本武蔵」の連載開始 (1939年まで続く) |
宮本武蔵 (連載=1935-1939) |
1937年 |
初婚相手と離婚し、 当時18歳の池戸文子と再婚。 養女の園子は前妻が引き取る。 |
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1938年 |
長男誕生。 (その後、1950年までに数人の子が誕生) |
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1939年 |
4年前にスタートした 「宮本武蔵」の連載が修了/完結。 一方で「太閤記」「三国志」の連載開始。 |
太閤記 三国志 (連載=1939-1943) |
1942年 |
上杉謙信 | |
1943年 |
「三国志」の連載終了 | |
1944年 青梅移住 |
戦時中のこの年、 のちに記念館ができる事になる 東京郊外の青梅に家族で都心から移住(疎開) |
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1945-1947 |
離婚後に初婚相手に曽木取られた養女の園子、 3月の東京大空襲を受け16歳で死去。 8月の敗戦後、2年間断筆。 (のどかな青梅で静かな生活をおくる) |
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1947年 | 「人間山水図巻」で活動を再開 |
人間山水図巻 |
1950年 |
週刊朝日で「新平家物語」の連載スタート。 (7年後まで続く) |
新平家物語 (連載=1950-1957) |
1953年 |
菊池寛賞を受賞。 私生活では青梅を離れて都心の品川移住。 |
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1957年 |
「新平家物語」の連載終了 | |
1958年 |
1月に毎日新聞で「私本太平記」の連載開始。 また別媒体で「新・水滸伝」の連載も開始。 |
私本太平記 (連載=1958-1961) 新・水滸伝 |
1960年 |
文化勲章を受勲 | |
1961年 |
私本太平記が完結。 一方で健康状態が悪化し、 「新・水滸伝」の仕事を中断せざるを得なくなる。 |
|
1962年 死去 |
1月に「私本太平記」で毎日芸術大賞を受賞。 (この賞金にて吉川英治所ぅを創設) 9月に70歳で死去。 |
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死後 |
1977年、旧宅を「吉川英治記念館」として開設。 2019年にいったん閉館となるが青梅市に渡り、 翌2020年秋に再オープン。 |
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