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新日本2大タイトル:IWGPヘビー級選手権とG1クライマックス
新日本プロレスを最近見始めたものの、
IWGPヘビー級選手権とG1クライマックスという大きなタイトルは
何が違うのかよくわからない、というようなかた向けの簡易情報。
それぞれ、ヘビー級(体重100kg以上)の選手が対象ということは共通。
IWGPヘビー級選手権
IWGPヘビー級選手権とは、
新日本プロレスにとって最大の価値があるベルトで、
年間を通して月に1回くらいのペースでタイトルマッチが組まれるのが特徴。
[派生タイトル]
- IWGPヘビー級・インターコンチネンタル選手権・・・海外を意識した国際的なタイトル
- IWGPヘビー級・タッグ選手権(2人1組)
G1クライマックス
G1クライマックスとは、
年間を通じてタイトルマッチが組まれるIWGPヘビー級選手権とは違い、
1991年から毎年夏に開催される大会・シリーズとしては新日本プロレス年間最大の大会(シリーズ)のこと。
何故、G-1という名前が付くというと、
創設者の坂口征二氏が競馬好きであったためといわれる。
その年の春くらいまで時点において、
団体の大きな試合や地方試合において、中心選手となっている選手や、
他の団体や海外のトップ選手といった約20人の厳選されたトップ選手のみが出場でき、
グループ別総当たりのリーグ戦と優勝決定戦にて王座を決める。
他の中規模シリーズと比べて明確に違う点は、
「通常、タイトルマッチ以外ではトップ選手同士のシングルマッチは組まれないが、
この大会だけは特別で、すべてトップ選手同士のシングルマッチ」
であるという点。
IWGPヘビー級選手権とG1クライマックスではどちらのほうが価値が上か?
IWGPヘビー級のタイトルマッチは1試合で勝敗を決めるものであるのに対し、
G1クライマックスはリーグ戦をまず勝ち抜かねばならず、
- 短期間での約10試合の真剣勝負を勝ち抜く体力
- 例えば初戦に負けてもあきらめない精神力
- 苦手な選手なく誰にでも自分の戦いが通用する技術
こういったものが必要になるため、
例えば、IWGPはスタミナがない選手でも1試合分のスタミアがあればいいのに対し、
G-1は1試合の真剣勝負をしたあとでも連日、同じレベルの試合を続けられないと
優勝できないという点などからすると、IWGPと同等の価値のあるもので、
どちらのほうが価値が高いかは微妙。
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