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ベビーフェイス(ベビー)とヒール
基本的に同じ団体内の選手が戦うだけ、という側面もあるため、
"仲良し同士の紅白戦"とならぬように、
善と悪を戦わせる、という構図を作る伝統があるプロレス業界の大まかに分けて2つある役割の解説。
ベビーフェイス
ベビーフェイス(通称ベビー)とは、詳しい語源は不明ながら、
団体内の名実ともに中心的な選手が担うようなポジションで、
「英雄/ヒーロー(正義の味方)」
的なポジションの選手のこと。
このポジションに就いた選手は、
本当の本人の性格はどうあれ、リング内外での模範となるファイト・メンタルを求められ、
リング内では反則行為は絶対にしてはならないという縛りがあるほか、
リンク外でも団体のファンイベント・サイン会・メディア出演などに駆り出され、
団体のイメージアップのために働くことが求められる。
そして、このベビーフェイスたちの選手群のことを「正規軍」と呼ぶ傾向。
その他、正規軍扱いのユニットが存在するケースもあり。
ヒール(heel)
ヒールとは、Heal(治癒)とは関係なく、スペルはHeelで、
この英単語は基本的には「かかと」という意味ながら、
「卑劣なやつ」といった意味合いもある単語で、
そう言ったことに由来する、いわゆる「悪役レスラー」「反体制派レスラー」のこと。
そして、彼らが所属するユニットを「ヒールユニット」と呼ぶ。
ファイトスタイルには自由度があり、
- イス攻撃
- 凶器攻撃
- 仲間の試合妨害(乱入)
など、観客を盛り上げるためのある程度の反則行為は名物行為として黙認され、
同じ団体内で戦うだけで、場合によってはまったくおもしろくないイベントと
なる場合があるプロレスイベントの中では集客的に重要ともいえる存在。
【どんな人かヒール役になるのか】
- 団体の会社中枢に対して反対的な意見を持つ選手
- 純粋に普段からヒール的な性格で、ヒール的役回りがうまい選手
- 会社側の依頼で盛り上げ役としてヒールをやっている人
- 正規軍にいると、正規軍に所属するチャンピオンと対戦しにくいので、ヒール側に所属(2012年のオカダ選手など)
ベビーとヒールの中間的存在
近年の日本のプロレス業界はベビー/ヒールの2分類では済まない複雑な構造になっており、
ケニーオメガ選手は自分をベビーでもヒールでもないと自称しているほか、
内藤哲也選手も中間的な存在に位置し、中間的なポジションで、
状況に応じて、どちらにでも流れることができるタイプの選手やユニットも多数存在。
ベビーターン/ヒールターン
ヒールだった選手が何らかの事件などにより、ベビーフェイスに転向するのがベビーターン。
逆にもともとベビーだったものの本人の医師や会社の意思などにより、
大きな大会のリング上において、仲間割れ的な演出などを経て、
ベビーフェイスがヒールに一転するのがベビーターン。
逆に新日本プロレスにおいて完全なヒールユニットだった「CHAOS」が、
会社側のオカダカズチカもうプッシュの方針などにより、
少しずつベビーフェイスかしていき、宣言はないとしても、自然の流れの中でベビーフェイス化するようなケースもあり。
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