【読書の力】 名言集,電子書籍&雑誌情報etc

国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/
の検索結果などを参考にした、
2025年NHK大河の主役、蔦屋重三郎(江戸時代の出版プロデューサー/1750-1797)が
出版/プロデュース/かかわった主な書物を簡単にわかりやすく紹介。

同サイトで見つかる古書は、アップロードされたものを無料で読めるものも多くあります。

 

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このページで分かる事

• 蔦屋重三郎と付き合いのある主な作家/芸術家を知りたい
• 蔦屋重三郎がプロデュースした主な作品を知りたい

 

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国立国会図書館デジタルコレクションで重三郎自身が出版者扱いになっているもの
 

吉原さいけん (吉原細見)	吉原ガイドブック的な書物。 年を追うごとら最新版が発行
阿部晴明一代記	藤原道長の時代に生きた人物関連。

他の人が著者使いされているも(重三郎は「出版者」扱い)

タイトル	著者クレジット	備考
大通人好記 1780年	在原持麿
虚言八百万八伝 1780年	四方屋本太郎	絵が中心で 漫画のような側面もある作品。 デジタルコレクションで見られます
万金談 1781年	喜三二 戯作 [他]	絵が中心
花が見度くば芳野の由来 1782年	南陀伽紫蘭 戯作 [他]	絵が中心
景清百人一首 1782年	喜三二
雛形意気真顔 1782年	恋川春町 画/作	かなり漫画的な作品。 衣の形をした紙の中に 様々な絵が描かれているのが印象的。 是非デジタル版閲覧してみてください
年始御礼帳 1784年	四方赤良
老莱子 1784年	四方赤良
絵本詞の花  1787年	喜多川歌麿	重三郎は「板元」 というクレジット。 絵が中心
百人一首和歌始衣抄 1787年	山東京伝	国立国会図書館説明によると (小倉)百人一首のパロディ。 18の歌を選抜。 デジタル版を開いたとこめーろ、 有名な詠み人たちの 家系図などもあり。
日本一阿房鑑 : 2巻 天筆阿房楽 1787年	万葉亭好町
画本虫ゑらみ 1788年	喜多川歌麿/筆 宿屋飯盛<石川雅望>/撰	歌麿の狂歌絵本の代表作
笑府衿裂米 1793年	曲亭馬琴 (滝沢馬琴)
心学時計草 1795年	十遍舎一九 (十返舎一九)	前年(1794年)重三郎の家に 住み着くようになった 一九の最初の作品
新鋳小判 1795年	十遍舎一九 (十返舎一九)
怪談筆始 1796年	十遍舎一九 (十返舎一九)
四遍搨心学草帋 1796年	曲亭馬琴 (滝沢馬琴)
竜宮苦界玉手箱 1797年	曲亭馬琴 (滝沢馬琴)
駿河舞 1797年	喜多川歌麿 画  (喜多川歌麿呂)	江戸名所狂歌絵本。 蔦屋は「板元」扱い。 神田・王子・両国・浅草寺・ 高田馬場など江戸名所を 美しい絵と短文で紹介。 今とは違う江戸の 風景がよくわかる作品。 富士山が描かれた絵もあり。
身体開帳略縁起 1797年	蔦唐丸	絵はくっきりしている一方 文字が極めて小さいのが印象的
1797年に重三郎は死去したとされる。 しかし出路デルコレクションには1798年以降の作品についても 「出版者=重三郎」とクレジットされている作品があり
東都名所一覧 1800年	北斎辰政 ＜葛飾北斎＞ 画 出版者クレジット 蔦屋重三郎〔ほか〕	実際の発港年度には 誤差ある可能性あり