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ダイエー創業者で小売業界の神としても知られる、中内㓛一族の家系図。

中内㓛の祖父が眼科医で、その息子(㓛の父)が眼科の薬剤師として働いたのち薬局を設立。
その息子である中内㓛がダイエーを薬局から総合スーパーへと発展させたというプロセスをもつ。

参考文献
https://www.umds.ac.jp/about/founder/
https://www.daiei.co.jp/corporate/history/
https://hall.nakauchi.com/
 

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中内家の主な人物

 

中内㓛の祖父母世代

中内栄	中内㓛の祖父。 ルーツは土佐藩(高知) 生前は神戸で眼科医として活動。 (これがダイエーの歴史に深く関連)

 

中内㓛の父母世代

中内秀雄	中内㓛の父。 中内栄の養子(親戚の家系から中内家に養子入り)。 義父(㓛の祖父)が経営する神戸の眼科で薬剤師として働いたのち 1926年に神戸で「サカエ薬局」を開業。
リエ	中内㓛の母

 

中内㓛世代

中内㓛

1922年8月生まれ。 大阪出身。 中内秀雄の長男(4人きょうだい)。 4歳の頃、神戸移住。 子供の頃から父が経営する神戸の薬局の仕事を手伝い、 商売のいろはを学ぶ。 神戸の大学を卒業したのち、 1942年に現在のニチメン(大手商社)の前身企業入社。 しかし翌1943年には戦争に召集され 兵士として戦争に参加。 恐怖や飢えに耐えながらなんとか生き延びる。 戦後、1957年にダイエーの前身「大栄薬品工業」設立。 当初は経営する奴局内で薬や化粧品を扱っていたが その後、食品・日用品中心の総合スーパー事業へとシフト。 1970年代にはダイエーを小売業日本一に導くなど 大量入荷&安売りで小売業界の雄に。 教育分野では、1988年に現在の流通科学大学を設立し、 学園長・理事長としても活躍。 2005年死去。

 

中内㓛の子供世代

長男 中内潤	中内㓛の長男。 1955年3月生まれ。 慶応大学を経て同大学の大学院へ。 大学院を卒業したのち1980年に家業入り。 まずは店舗の末端スタッフとして修業を積む。 30代後半だった1989年から40代半ばにかけてダイエー副社長として活躍。 その後小売りビジネスから離れて 2003年、父が設立した流通科学大の理事長就任。 以降、長く理事長を務める。
次男 中内正	中内㓛の次男。 若い頃から父のビジネス内で活躍。 2001年史上最年少でダイエーホークス(現ソフトバンク)オーナーに就任して話題に。 同球団をソフトバンクに譲渡してからもしばらく新組織内で働く。 その後は中内育英会の理事長を務めていたが 2010年、50歳の頃に脱税容疑で逮捕。 (父からの財産贈与を申告しなかった事が原因)

 

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中内㓛一家の家系図