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世界の服飾業界においてベルギー系デザイナーは確かな地位を築いている。
その中でも「アントワープ6(Antwerp Six)」の6人と同世代のマルタン・マルジェラの計7人は、
世界の服飾史にその名をのこす特別な存在として有名。
そんな「アントワープ6」の歴史や関係性を時系列で簡単にわかりやすく知りたいかた向けのページです。
無料の電子書籍的に読んでみてください。
参考文献
■各デザイナーによるブランド公式サイト内の公式プロフィール
■国内外メディアによるインタビューでの本人発言
(非公式情報は含んでいません)
まずはじめに「アントワープ6(Antwerp Six)」とは?
1980年代に日本の川久保玲などに大きな影響を受けたとされる、
ベルギーの「アントワープ王立芸術アカデミー」の同窓生であるアヴァンギャルドな6人の事。
(有名なマルタンマルジェラはその中に含まれない)
マルジェラは先はパリに渡ってゴルチエのアシスタントとなった中、
- ドリス・ヴァン・ノッテン
- アン・ドゥムルメステール
- ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク
- ダーク・ヴァン・セーヌ
- マリナ・イー
- ダーク・ビッケンバーグ
1980年代半ばからロンドンなどでのコレクション集団発表を開始。
来日した歴史もあり。
その後、グループ解消されて1990年代からはそれぞれが自身のブランドをもち
パリやミラノでトップデザイナーとして活躍。
アントワープ6+マルジェラの年表(関係性)
ドリス | アン・ドゥム ルメステール (女性) |
ウォルター | その他3人 ■マリナ(女性) ■ダークヴァン ■ダークビッケン |
マルジェラ | |
1957年 | 誕生 (アントワープ 近郊の村) |
誕生 (ブリュッセル 近郊の街) |
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1958年 | アントワープ にて誕生 |
[マリナ] 誕生 (オランダ/中国の ハーフ) |
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1959年 | コートヤック で誕生 |
[ダークビッケン] ドイツのケルン にて誕生 (ドイツ出身者) [ダークヴァン] この年に誕生 |
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王立芸術 アカデミー 入学前 |
[マリナ] 美術学校で 一つ年上の マルジェラと 出会う |
美術学校で マリナイーと 出会う |
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1970年代後半 かに 1980年代初頭 |
7人は「アントワープ王立芸術アカデミー」で学ぶ。 (マルジェラとマリナイーは恋人同士という関係性) [学年的な関係性] 1957年生まれのウォルターとマルジェラは1976年入学で同じクラス。 あとの5人は下級生 |
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卒業後 |
1981年卒業。 いきなり 自身の事業 は始めず |
1980年に アカデミー卒業。 その後は国内企業で キャリアを開始。 一方で若くして 母校での教員 活動もスタート |
[マリナ] 1981年卒業。 目立った ソロ活動は 展開せず [ピッケン] 1982年卒業。 個別では 1984年に渡仏し ゴルチエの弟子 として2年活動 [ダークヴァン] 1981年卒業。 ソロ活動では 自身の店を オープン。 |
[1人だけ別の進路] いち早く パリに渡り ゴルチエの アシスタント として活動開始 |
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1985年前後 |
にほんの川久保玲/山本耀司などに影響を受けたのち 「アントワープ6」として世界各地で精力的に活動。 (アンドゥムはこの時期、若くして妊娠も経験) |
ゴルチエの弟子 としてパリで 精力的に活動 |
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1986年 |
グループ活動 と並行して この年に 自身のブランド 設立 |
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1987年 |
自身のブランド 設立 |
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1988年 | [マリナ] 自信を喪失して グループを離脱し パリに渡り マルジェラとの 同棲を開始 [ピッケン] イタリアの 「ボギーズ」 デザイナーに |
ジェニー・ メイレンスという ビジネスパートナー と自身の ブランド設立。 *私生活では パリに来た マリナとの 同棲開始 |
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1989年 |
[マリナ] (1989 or 1990) マルジェラと離別 別の人との間に 子供が生まれ 主婦業中心に [ピッケン] 自身の ブランド設立。 パリコレの メンズ部門進出 |
新設された フランス系の新人賞 「ANDAM賞」 第1回グランプリ に選出されて 脚光を浴びる *私生活では マリナと離別 |
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1990年 |
[ダークヴァン] 小規模で パリでの ショー開催 |
この時期から いち早く パリコレに参加 |
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1991年 |
初夏開催の 1992SSから パリコレの メンズ部門参加 |
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1992年 | パリコレの レディス部門 デビュー。 以降、 世界的な デザイナーに |
自身のブランド を立ち上げる。 そして パリコレに 参加し始める *立ち上げ当初は 「W&L.T」 という名称。 *メンズ系という 事もあり 存在感は薄め |
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1993年 |
パリコレにて レディース部門 にも進出。 以降瞬く間に 世界的デザイナー へと成長 |
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1996年 |
メンズ進出 | ||||
1998年 |
エルメスの デザイナー就任。 自身とのブランドと 2つをかけもつ生活に |
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1999年 | 共同創業者 を亡くす |
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2003年 |
エルメス退任。 再び自身のブランド 活動に専念 *エルメスの後任には かつての師匠である ゴルチエが選ばれた |
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2004年 |
[マリナ] この時期から 創作活動を 休止 |
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2005年 |
フランス人男性 S・ムニエを メンズに招き メンズ強化 |
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2007年頃 | 詳しい時期不明ながら 2007年頃に 自身のブランド離脱 (発表はされず) |
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2013年 | 50代前半にて 一足早く引退。 ムニエに 2代目を託す |
[ピッケン] 長くパリコレや ミラコレにて メンズ系の デザイナー として 活躍したのち この年に 自身ブランド 離脱 |
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2018年 |
自身に関する ドキュメント 映画公開 |
[マリナ] 日本企業と提携し 小規模で 創作活動再開 |
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2019年 | 第1回グランプリ に選んでもらった ANDAMの審査員を 務める |
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2021年 | [ダークヴァン] 彫刻の個展開催 (キャリア途中に デザイナーから アーティストへ) |
「マルジェラが語る マルタンマルジェラ」 という映画に声の出演 |
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2024年 |
60代半ばを 迎えて引退 |
次々に メンバー達が 引退していく中 最後の現役 デザイナーに |
時系列で関係性を分析
デザイナーとして一番先に成功したのは? | マルタン・マルジェラ *その後1990年代に入り ウォルター/ドリス/アンが パリで頭角を現し始める という流れ |
マルジェラ含めた7人の中で特に活躍したのは誰? |
ドリス、アン、マルジェラ |
2020年代半ばでも現役で精力的に活動しているのは? | ウォルター |
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