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【ブーム】 さくらももこ現象とベストセラー(1990-1991年):もものかんづめ,etc
さくらももこ現象(TARAKO現象含む)
1989年秋に、少女漫画誌「りぼん」に連載されていた
「ちびまる子ちゃん」がアニメ化され、フジテレビ系にて日曜日夕方放送開始となって以来、
サザエさんの前の時間帯ということもあり、「おもしろい」とあっという間に高視聴率番組になり、
2番組を続けてみるのが国民的な流れになったほか、
その作者で、当時若干25歳くらいであった若手漫画家のさくらももこ氏(1965年生まれ)が
大きくクローズアップされはじめ、
1990年末に「日本レコード大賞」をアニメのオープニングテーマであった
BBクイーンズの「おどるポンポコリン」が受賞し、
その作者ジャケットの絵を担当したのがさくらももこ氏であったほか、
その詩がとてもユニークだったため、漫画以外の部分でも注目される存在となり、
そんな状況の中で発表されたエッセイ集
「もものかんづめ」が1991年度のベストセラーランキング第1位に輝き、
約200万部の売り上げを記録したほか、その他の関連書籍もヒットするなど、
日本中がさくらももこさんに夢中になっていた社会現象のこと。
その後、「ちびまる子ちゃん」のアニメ終了あたりから
少しずつブームは沈静化したものの、以後もエッセイが次々にベストセラーに。
【関連ブーム】TARAKO現象
ちびまる子ちゃんのアニメが国民的な人気番組になったり、
主題歌がレコード大賞を受賞するなど、大ブームとなる中、
主人公のまる子の声優であった「TARAKO」さんにも大きな注目が集まり、
当時、ワイドショーなどでもTARAKOさんに密着した特集が組まれるなど、
さくらももこさん同様に一気に国民的な注目の人物に。
さくらももこさんの主なベストセラー(1990年代前半までの作品)
■もものかんづめ[1991年]
累計235万部(単行本208万部)
1991年度ベストセラーランキング第1位
■さるのこしかけ[1992年]
累計150万部(単行本 : 推定130万部前後)
1992年度ベストセラーランキング第1位
■たいのおかしら[1993年]
累計約130万部(単行本 : 推定110万部前後)
1993年度ベストセラー第8位
■そういうふうにできている[1995年]
単行本 : 推定70万部前後
1995年度ベストセラー第6位
■ももこのいきもの図鑑[1994年]
単行本 : 推定30万部前後
■まるむし帳[1991年]
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