2008年度本屋大賞ノミネート10作品の比較,評価,あらすじ
2008年春発表、
第5回・2008年度本屋大賞のデータ。
ノミネート10作品のランキング
- 『ゴールデンスランバー』 伊坂幸太郎 509.5点
- 『サクリファイス』 近藤史恵 312点
- 『有頂天家族』 森見登美彦 280.5点
- 『悪人』 吉田修一 233.5点
- 『映画篇』 金城一紀 227.5点
- 『八日目の蝉』 角田光代 225点
- 『赤朽葉家の伝説』桜庭一樹 213.5点
- 『鹿男あをによし』 万城目学 196.5点
- 『私の男』 桜庭一樹 129.5点
- 『カシオペアの丘で』 重松清 126点
投票の得点換算は、
- 1位=3点
- 2位=2点
- 3位=1.5点
ノミネート10作品の一覧・比較
作品名 | ジャンル |
伊坂幸太郎 ゴールデンスランバー 2007/11/29 新潮社 kindle版あり 山本賞も受賞 |
エンタメ 政治系 |
近藤史恵 サクリファイス 2007/08 新潮社 kindle版あり |
青春ミステリー スポーツ系 (自転車) |
森見登美彦 有頂天家族 2007/09/25 幻冬舎 kindle版あり Audible版あり |
ファンタジー 京都系 |
吉田修一 悪人 2007/04/06 朝日新聞社 kindle版あり Audible版あり |
サスペンス |
映画篇 金城一紀 2007/07/26 集英社 kindle版あり |
エンタメ |
角田光代 八日目の蝉 2007/03 中央公論新社 kindle版あり |
サスペンス |
桜庭一樹 赤朽葉家の伝説 2006/12/28 東京創元社 kindle版あり |
ジャンル微妙 |
万城目学 鹿男あをによし 2007/04 幻冬舎 kindle版あり |
ファンタジー |
桜庭一樹 私の男 2007/10/30 文藝春秋 kindle版あり 直木賞受賞作 |
ジャンル微妙 |
重松清 カシオペアの丘で 上下巻 2007/05/31 講談社 kindle版あり |
ジャンル微妙 北海道関連 |
「ゴールデンスランバー」内容(「BOOK」データベースより)
仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、
青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。
昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。
訝る青柳に、森田は「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」
「金田はパレード中に暗殺される」
「逃げろ!オズワルドにされるぞ」と、鬼気迫る調子で訴えた。
と、遠くで爆音がし、折しも現れた警官は、青柳に向かって拳銃を構えた―。
精緻極まる伏線、忘れがたい会話、構築度の高い物語世界―、
伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた、現時点での集大成。
「サクリファイス」内容紹介
ただ、あの人を勝たせるために走る。それが、僕のすべてだ。
勝つことを義務づけられた〈エース〉と、それをサポートする〈アシスト〉が、冷酷に分担された世界、
自転車ロードレース。初めて抜擢された海外遠征で、僕は思いも寄らない悲劇に遭遇する。
それは、単なる事故のはずだった――。
二転三転する〈真相〉、リフレインの度に重きを増すテーマ、押し寄せる感動!
青春ミステリの逸品。
「有頂天家族」内容(「BOOK」データベースより)
糺ノ森に住む狸の名門・下鴨家の父・総一郎はある日、鍋にされ、あっけなくこの世を去ってしまった。
遺されたのは母と頼りない四兄弟。
長兄・矢一郎は生真面目だが土壇場に弱く、次兄・矢二郎は蛙になって井戸暮らし。
三男・矢三郎は面白主義がいきすぎて周囲を困らせ、末弟・矢四郎は化けてもつい尻尾を出す未熟者。
この四兄弟が一族の誇りを取り戻すべく、
ある時は「腐れ大学生」ある時は「虎」に化けて京都の街を駆け回るも、そこにはいつも邪魔者が!
かねてより犬猿の仲の狸、宿敵・夷川家の阿呆兄弟・金閣&銀閣、
人間に恋をして能力を奪われ落ちぶれた天狗・赤玉先生、天狗を袖にし空を自在に飛び回る美女・弁天―。
狸と天狗と人間が入り乱れて巻き起こす三つ巴の化かし合いが今日も始まった。
「悪人」内容(「BOOK」データベースより)
保険外交員の女が殺害された。
捜査線上に浮かぶ男。彼と出会ったもう一人の女。
加害者と被害者、それぞれの家族たち。
群像劇は、逃亡劇から純愛劇へ。
なぜ、事件は起きたのか?
なぜ、二人は逃げ続けるのか?
そして、悪人とはいったい誰なのか。
「映画篇」内容(「BOOK」データベースより)
友情、正義、ロマンス、復讐、そして、笑いと感動―。
五つの物語の力が、あなたを救う。今すぐ映画が見たくなる。
今すぐ誰かに読ませたくなる。
笑いと涙と感動が詰まった、完全無欠のエンターテインメント!
書き下ろし最新小説集。
「八日目の蝉」内容(「BOOK」データベースより)
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるのだろうか。
理性をゆるがす愛があり、罪にもそそぐ光があった。
角田光代が全力で挑む長篇サスペンス。
「赤朽葉家の伝説」内容(「BOOK」データベースより)
“辺境の人”に置き忘れられた幼子。
この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、
赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。
これが、わたしの祖母である赤朽葉万葉だ。
―千里眼の祖母、漫画家の母、そして何者でもないわたし。
高度経済成長、バブル景気を経て平成の世に至る現代史を背景に、鳥取の旧家に生きる三代の女たち、
そして彼女たちを取り巻く不思議な一族の姿を、比類ない筆致で鮮やかに描き上げた渾身の雄編。
「鹿男あをによし」内容(「BOOK」データベースより)
大学の研究室を追われた二十八歳の「おれ」。
失意の彼は教授の勧めに従って奈良の女子高に赴任する。
ほんの気休めのはずだった。
英気を養って研究室に戻るはずだった。
渋みをきかせた中年男の声が鹿が話しかけてくるまでは。
「さあ、神無月だ―出番だよ、先生」。
彼に下された謎の指令とは?
古都を舞台に展開する前代未聞の救国ストーリー。
「私の男」内容(「BOOK」データベースより)
優雅だが、どこかうらぶれた男、一見、おとなしそうな若い女、アパートの押入れから漂う、罪の異臭。
家族の愛とはなにか、超えてはならない、人と獣の境はどこにあるのか?
この世の裂け目に堕ちた父娘の過去に遡る―。
黒い冬の海と親子の禁忌を圧倒的な筆力で描ききった著者の真骨頂。
「カシオペアの丘で(上)」内容(「BOOK」データベースより)
肺の腫瘍は、やはり悪性だった―。
40歳を目前にして人生の「終わり」を突きつけられたその日、
俊介はテレビ画面に、いまは遊園地になったふるさとの丘を見つける。
封印していた記憶が突然甦る。僕は何かに導かれているのだろうか…。
『流星ワゴン』『その日のまえに』、そして―魂を刻み込んだ、3年ぶりの長篇小説。
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