第171回(2024年度上半期)芥川賞
作品 著者 |
概要など |
[受賞] 朝比奈秋 サンショウウオの四十九日 7/12発売 kindle版/オーディオ版あり |
医師としても活動する作家の作品 |
尾崎世界観 転(てん)の声 7/11発売 kindle版/オーディオ版あり |
本業はミュージシャンで、 「クリープハイプ」のヴォーカルギター。 そんな彼らによる音楽小説 |
坂崎かおる 海岸通り 7/10発売 kindle版/オーディオ版あり |
老人ホーム舞台の作品 |
向坂くじら いなくなくならなくならないで 7/12発売 kindle版/オーディオ版あり |
|
[受賞] 松永K三蔵 バリ山行 7/29発売 kindle版あり |
山岳小説 |
「サンショウウオの四十九日」あらすじ
周りからは一人に見える。でも私のすぐ隣にいるのは別のわたし。不思議なことはなにもない。けれど姉妹は考える、隣のあなたは誰なのか? そして今これを考えているのは誰なのか――三島賞受賞作『植物少女』の衝撃再び。最も注目される作家が医師としての経験と驚異の想像力で人生の普遍を描く、世界が初めて出会う物語。
「転の声」あらすじ
主人公の以内右手は、ロックバンド「GiCCHO」のボーカリストだ。着実に実績をつみあげてきて、ようやくテレビの人気生放送音楽番組に初出演を果たしたばかり。しかし、以内は焦っていた。あるときから思うように声が出なくなり、自分の書いた曲なのにうまく歌いこなせない。この状態で今後、バンドをどうやってプレミアムな存在に押し上げていったらいいのだろうか……。
そんなとき、カリスマ転売ヤー・エセケンの甘い言葉が以内の耳をくすぐる。「地力のあるアーティストこそ、転売を通してしっかりとプレミアを感じるべきです。定価にプレミアが付く。これはただの変化じゃない。進化だ。【展売】だ」
自分のチケットにプレミアが付くたび、密かに湧き上がる喜び。やがて、以内の後ろ暗い欲望は溢れ出し、どこまでも暴走していく……
果たして、以内とバンドの行きつく先は?
著者にしか書けない、虚実皮膜のバンド小説にしてエゴサ文学の到達点。
「海岸通り」あらすじ
海辺の老人ホームに集う女たちのゆるやかなつながり。
いま最も注目される新鋭の最新作。
「これってフツー?」
「わたしの中じゃね」
「クズミさんのフツー、ちょっとヘン」(本文より)
海辺の老人ホーム「雲母園」で派遣の清掃員として働くわたし、クズミ。
ウガンダから来た同僚マリアさん。
サボりぐせのある元同僚の神崎さん。
ニセモノのバス停で来ないバスを毎日待っている入居者のサトウさん。
さまざまな人物が、正しさとまちがい、本物とニセモノの境をこえて踊る、静かな物語。
「いなくなくならなくならないで」あらすじ
死んだはずの親友・朝日からかかってきた一本の電話。時子はずっと会いたかった彼女からの連絡に喜ぶが、「住所ない」と話す朝日が家に住み着き――。
「バリ山行」あらすじ
古くなった建外装修繕を専門とする新田テック建装に、内装リフォーム会社から転職して2年。会社の付き合いを極力避けてきた波多は同僚に誘われるまま六甲山登山に参加する。その後、社内登山グループは正式な登山部となり、波多も親睦を図る目的の気楽な活動をするようになっていたが、職人気質で職場で変人扱いされ孤立しているベテラン社員妻鹿があえて登山路を外れる難易度の高い登山「バリ山行」をしていることを知ると……。
「山は遊びですよ。遊びで死んだら意味ないじゃないですか! 本物の危機は山じゃないですよ。街ですよ! 生活ですよ。妻鹿さんはそれから逃げてるだけじゃないですか!」(本文より抜粋)
会社も人生も山あり谷あり、バリの達人と危険な道行き。圧倒的生の実感を求め、山と人生を重ねて瞑走する純文山岳小説。
- [第1回] 2004年度本屋大賞ノミネート10作品の比較,評価,あらすじ
- 2005年度本屋大賞ノミネート10作品の比較,評価,あらすじ
- 2006年度本屋大賞ノミネート10作品の比較,評価,あらすじ
- 2007年度本屋大賞ノミネート10作品の比較,評価,あらすじ
- 2008年度本屋大賞ノミネート10作品の比較,評価,あらすじ
- 2009年度本屋大賞ノミネート10作品の比較,評価,あらすじ
- 2010年度本屋大賞ノミネート10作品の比較,評価,あらすじ
- 2011年度本屋大賞ノミネート10作品の比較,評価,あらすじ
- 2012年度本屋大賞ノミネート10作品の比較,評価,あらすじ
- 2013年度本屋大賞ノミネート10作品の比較,評価,あらすじ
- 2014年度本屋大賞ノミネート10作品の比較,評価,あらすじ
- 2015年度本屋大賞ノミネート10作品の比較,評価,あらすじ
- 2016年度本屋大賞ノミネート10作品の比較,評価,あらすじ
- 2017年度本屋大賞ノミネート10作品の比較,評価,あらすじ
- 2018年度本屋大賞ノミネート10作品の比較,評価,あらすじ
- 2019年度本屋大賞ノミネート10作品の比較,評価,予想,あらすじ
- 2020年度本屋大賞ノミネート10作品の比較,評価,予想,あらすじ
- 2021年度本屋大賞ノミネート10作品の比較,評価,予想,あらすじ
- 2022年度本屋大賞ノミネート10作品の比較,評価,予想,あらすじ
- 2023年度本屋大賞受賞作&ノミネート10作品の比較,評価,あらすじ
- 2024年度本屋大賞ノミネート10作品(ジャンルあらすじ)
- 1930年代後半(1935-1939)の文学賞受賞作一覧 - 直木賞,芥川賞のみ
- 1940年代前半(1940-1944)文学賞受賞作一覧 - 直木賞,芥川賞,野間文芸賞
- 1940年代後半(1945-1949)文学賞受賞作一覧 - 毎日出版文化賞と日本推理作家協会賞が新設
- 1950年度(昭和25年)主要文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 人気作家ランキング
- 1951年度(昭和26年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1952年度(昭和27年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1953年度(昭和28年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1954年度(昭和29年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1955年度(昭和30年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1956年度(昭和31年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1957年度(昭和32年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1958年度(昭和33年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1959年度(昭和34年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1960年度(昭和35年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1961年度(昭和36年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1962年度(昭和37年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1963年度(昭和38年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1964年度(昭和39年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1965年度(昭和40年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1966年度(昭和41年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1967年度(昭和42年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1968年度(昭和43年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1969年度(昭和44年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1970年度(昭和45年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1971年度(昭和46年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1972年度(昭和47年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1973年度(昭和48年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1974年度(昭和49年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1975年度(昭和50年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1976年度(昭和51年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1977年度(昭和52年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1978年度(昭和53年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1979年度(昭和54年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1980年度(昭和55年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1981年度(昭和56年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1982年度(昭和57年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1983年度(昭和58年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1984年度(昭和59年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1985年度(昭和60年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1986年度(昭和61年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1987年度(昭和62年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1988年度(昭和63年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1989年度(昭和64年/平成元年)文学賞受賞作家/作品一覧リスト
- 1990年度(平成2年)文学賞受賞作家/作品リスト、年間ベストセラーランキング
- 1991年度(平成3年)文学賞受賞作家/作品リスト、年間ベストセラーランキング
- 1992年度(平成4年)文学賞受賞作家/作品リスト、年間ベストセラーランキング
- 1993年度(平成5年)文学賞受賞作家/作品リスト、年間ベストセラーランキング
- 1994年度(平成6年)文学賞受賞作家/作品リスト、年間ベストセラーランキング
- 1995年度(平成7年)文学賞受賞作家/作品リスト、年間ベストセラーランキング
- 1996年度(平成8年)文学賞受賞作家/作品リスト、年間ベストセラーランキング
- 1997年度(平成9年)文学賞受賞作家/作品リスト、年間ベストセラーランキング
- 1998年度(平成10年)文学賞受賞作家/作品リスト、年間ベストセラーランキング
- 1999年度(平成11年)文学賞受賞作家/作品リスト、年間ベストセラーランキング
- 2000年度(平成12年)文学賞受賞作リスト,年間ベストセラーランキング
- 2001年度(平成13年)文学賞受賞作リスト,年間ベストセラーランキング
- 2002年度(平成14年)文学賞受賞作リスト,年間ベストセラーランキング
- 2003年度(平成15年)文学賞受賞作リスト,年間ベストセラーランキング
- 2004年度(平成16年)文学賞受賞作リスト,年間ベストセラーランキング
- 2005年度(平成17年)文学賞受賞作リスト,年間ベストセラーランキング
- 2006年度(平成18年)文学賞受賞作リスト,年間ベストセラーランキング
- 2007年度(平成19年)文学賞受賞作リスト,年間ベストセラーランキング
- 2008年度(平成20年)文学賞受賞作リスト,年間ベストセラーランキング
- 2009年度(平成21年)文学賞受賞作リスト,年間ベストセラーランキング
- 2010年度(平成22年)文学賞受賞作リスト,年間ベストセラーランキング
- 2011年度(平成23年)文学賞受賞作リスト,年間ベストセラーランキング
- 2012年度(平成24年)文学賞受賞作リスト,年間ベストセラーランキング
- 2013年度(平成25年)文学賞受賞作リスト,年間ベストセラーランキング
- 2014年度(平成26年)文学賞受賞作リスト,年間ベストセラーランキング
- 2015年度(平成27年)文学賞受賞作リスト,年間ベストセラーランキング
- 2016年度(平成28年)文学賞受賞作リスト,年間ベストセラーランキング
- 2017年度(平成29年)文学賞受賞作リスト,年間ベストセラーランキング
- 2018年度(平成30年)文学賞受賞作リスト
- 2019年度(平成31年/令和元年)主要文学賞受賞作家/作品リスト
- 2020年度(令和2年)主要文学賞受賞作家/作品リスト
- 2021年度(令和2年)主要文学賞受賞作家/作品リスト
- 2022年度主要文学賞受賞作品/ノミネート作品情報
- 2023年度主要文学賞受賞作品/ノミネート作品情報
- 2024年度主要文学賞受賞作品/ノミネート作品情報
- 2018年度直木賞ノミネート作品一覧/あらすじ,評判
- 2019年度直木賞ノミネート作品一覧/各作品あらすじ
- 2020年度直木賞ノミネート作品一覧/各作品あらすじ
- 2021年度直木賞受賞&ノミネート作品一覧/各作品あらすじ
- 2022年度直木賞ノミネート作品一覧/各作品あらすじ
- 2023年度直木賞ノミネート作品一覧/各作品あらすじ
- 2024年度直木賞ノミネート作品一覧/各作品あらすじ
- 2019年度芥川賞ノミネート作品一覧/各作品あらすじ
- 2020年度芥川賞ノミネート作品一覧/各作品あらすじ
- 2021年度芥川賞受賞&ノミネート作品一覧/各作品あらすじ
- 2022年度芥川賞受賞&ノミネート作品一覧/各作品あらすじ
- 2023年度芥川賞ノミネート作品一覧/各作品あらすじ
- 2024年度芥川賞ノミネート作品一覧/各作品あらすじ
- 2018年度 第1回本屋大賞・ノンフィクション本大賞のノミネート10作品一覧/あらすじ
サイドメニュー
まずはじめに(情報ソース) |
当サイトの掲載データはすべて、公式的ソース(自治体/団体/出版社公式HP等)と、当事者からの公式回答のみを情報源としています。Wikipedia/個人ブログをはじめとする非公式媒体からの不確かな情報は混じっていません。 (サイト内の多数のページが、マイクロソフトなどのAIに対するユーザからの質問の回答情報ソースとして活用されています。そういった背景もあり、正確な情報を提供する事に努めています) |
[サイト内検索]