【読書の力】 名言集,電子書籍&雑誌情報etc

 

第164回(2020年度下半期)・芥川賞の受賞作/候補5作品  

2020年12月18日に候補作発表。
発表は翌2021年1月20日水曜日。

 

タイトル 概要	内容など
[受賞作品] 推し、燃ゆ 宇佐見りん (河出書房新社) 2020年9月発売 単行本144ページ kindle版あり	アイドルに関する話。 著者は1999年生まれの若手。
母影 尾崎世界観 (「新潮」12月号掲載) Amazon商品ページなし	発売前のため内容不明
コンジュジ 木崎みつ子 (集英社) 2021年1月20日発売 単行本168ページ kindle版あり	1990年生まれの作者によるデビュー作。 第44回すばる文学賞受賞。
小隊 砂川文次 (「文學界」9月号掲載)	内容不明
旅する練習 乗代雄介 (「群像」12月号掲載)	内容不明

「推し、燃ゆ」内容（「BOOK」データベースより）
推しが炎上した。
ままならない人生を引きずり、祈るように推しを推す。
そんなある日、推しがファンを殴った。




紀伊国屋書店HPでの「コンジュジ」内容説明
二度も手首を切った父、我が子の誕生日に家を出て行った母。
小学生のせれなは、独り、あまりに過酷な現実を生きている。
寄る辺ない絶望のなか、忘れもしない1993年9月2日未明、彼女の人生に舞い降りたのは、伝説のロックスター・リアン。
その美しい人は、せれなの生きる理由のすべてとなって・・・・・・。
一人の少女による自らの救済を描く、圧巻のデビュー作。








 

---

 

---

 

第163回(2020年度上半期)・芥川賞の受賞作/候補4作品

6/16に候補作が発表。
選考会は7/15開催。

高山羽根子氏と遠野遥氏がダブル受賞。
遠野遥氏は平成生まれの作家として初の芥川賞受賞者となった。


 

タイトル 概要	内容など
石原燃 「赤い砂を蹴る」 掲載誌 「文学界」	太宰治の実の孫として 今回の候補作の中で圧倒的な注目を 集めている作家の作品。 (母が太宰の次女である対馬佑子) この作品がデビュー作となるそうです。
岡本学 「アウア・エイジ」 掲載誌 「群像」	6月中旬時点ではAmazonの商品ページなし
[受賞作品] 高山羽根子 「首里の馬」 掲載誌 「新潮」 7/30発売	6月中旬時点ではAmazonに あらすじ情報なし
[受賞作品] 遠野遥 「破局」 掲載誌 「文藝」 7月上旬発売	1991年生まれの若手。 慶應義塾大学出身。
三木三奈 「アキちゃん」 掲載誌 「文学界」	6月中旬時点では Amazonの商品ページなし

「赤い砂を蹴る」あらすじ
6月中旬時点では、Amazonにあらすじ情報なし。
ただし、文藝春秋社のHPに試し読みページが降ります。
https://books.bunshun.jp/articles/-/5475
試し読みページを読む限りでは、ブラジル・サンパウロが舞台となっている模様。
(ニュース記事によると、母を亡くした娘が、母が行きたいと願ってきたブラジルを訪れる物語であるようです。)


 

---

「首里の馬」情報
Amazon個別情報ページには6/16時点であらすじ情報なし
ただし新潮社HPに試し読みページがありました
https://www.shinchosha.co.jp/shincho/tachiyomi/20200207_2.html
試し読みしてみた限りでは、"沖縄"のいう語句が何度も登場します。


 

---

「破局」あらすじ(河出書房新社HPより)
私を阻むものは、私自身にほかならない――ラグビー、筋トレ、恋とセックス。
ふたりの女を行き来する、いびつなキャンパスライフ。
28歳の鬼才が放つ、新時代の虚無。
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309029054/



 

---